HSP・HSS・HSC・内向型・外向型とは何なのか?それぞれの違いとは?
なんとなく自分や子供がHSP・HSS・HSC・内向型・外向型だと感じているけど、実際どうなのかわからない方もいるかと思います。
そこで、HSP・HSS・HSC・内向型・外向型の信頼性の高い診断テスト/チェックリストを7つ厳選しました。
補足として、HSPは病気ではありませんので、基本的に病院で診断する、といったものではありませんのでご注意ください。
ここでは、科学的に信頼性の高い診断テスト/チェックリストのみ厳選しましたので、実際にあなたがどんなタイプなのかセルフチェックしてみてください。
HSP・HSS・HSCの診断テスト/チェックリスト3選
繊細で敏感なHSPの提唱者は心理学者のエレイン・N・アーロン博士という方です。
実は、アーロン博士が提唱し始めたのは1996年頃であり、かなり前からこの概念はありました。
テレビ番組の「世界一受けたい授業」「ワイドナショー」「とくダネ」「王様のブランチ」などでも取り上げられました。
また、お笑い芸人でダウンタウンのまっちゃん、ロンブーのあつしさんなども番組内で当てはまると言っていました。
また、冒頭でもご紹介したとおり、HSPは病気ではありませんので、基本的に病院で診断するといったものではありません。
当メディアでは、アーロン博士公式サイトにあるHSP診断テスト/チェックリストが最も信頼性が高いと判断しています。
HSPは3種類あり、それぞれの特徴と、診断テスト/チェックリストをご紹介します。
HSS公式診断 “Are You Highly Sensitive? “
▼ HSP提唱者のエレインアーロン博士 ▼
HSPとは、「ハイリー・センシティブ・パーソン」と呼ばれ、直訳すると「とても繊細な人」という意味になります。
具体的には五感が敏感だったり、共感性が高く、繊細に人の気持ちを感じとって色々と気にしてしまう傾向があります。
そのため、非HSPの方と比べ疲れやすく、生きづらい…と思う方も多いです。
こちらのHSPの内、7割程度が内向型であると言われています。そのため、この記事では別の項目で内向型の診断テストもご紹介しています。> 内向型の診断テストを見る
こちらは日本語版もありますので、日本人の方でも問題なく診断する事ができます。
HSS公式診断 “High Sensation Seeking Test”
HSSとは、”High Sensation Seeking”の略語で、刺激探求型の外向的なHSPを指しており、HSS型HSPと言われています。
そのため、繊細なのに意識が外向きで様々なものへ興味を持ち、疲れやすく生きづらい傾向があります。
内向型と外向型の診断テストは、別の項目にもありますが、以下のHSS型HSPの診断で当てはまる方は、外向型である可能性があります。
HSC公式診断 “Is Your Child Highly Sensitive?”
HSCとは、Highly Sensitive Childの略で、HSPの子ども版と言えるでしょう。
特徴としては、大人のHSPと同様に共感性が高かったり、五感が敏感だったりします。
もし、HSCに良く当てはまる場合は、繊細で疲れやすいため、早めに対処してあげないと、苦しい人生を送ってしまう可能性もあります。
大人向けHSPと診断項目が似ていますが、お子さんがHSPかどうかチェックしたい方はこちらからご確認ください。
内向型・外向型の診断テスト/チェックリスト4選
内向型とは意識が内側に向く、低刺激で満足なタイプです。
一方、外向型とは意識が外に向く、高刺激を求めるタイプです。
すでにご紹介していますが、繊細で敏感なHSPは
自己分析遺伝子検査キット「GeneLife Myself2.0」
こちらは自分自身の性格・能力・体質に関する遺伝子を検査できるキットです。
複数項目がありますが、その中で「外向性」という項目で内向型か外向型を判断できます。
ちなみに私自身もやってみたところ、外向性が低い傾向がある遺伝子でした。
出典:genelife.jp
遺伝子検査の手順としては、購入すると郵送でキットが届きます。
その容器に唾液を入れて送り、メールで検査結果の通知が来たらホームページやアプリからオンラインでチェックできます。
公式サイトからも購入できますが、当記事の更新時点では、Amazon.co.jpでの料金が安い傾向があります。
性格診断「ビッグ・ファイブ・テスト」
心理学の世界で最も信頼性が高いと言われている性格診断で、「ビッグ・ファイブ・テスト」というものがあります。
こちらは、おおまかに外向性・調和性・開放性・誠実性・情緒安定性傾向と5つの特性を診断してくれます。
内向型かどうかを判断できる項目としては、「外向性」を見るとわかります。
こちらのビック・ファイブ・テストは、コミュニケーションやカウンセリング事業を行っている、株式会社ダイレクトコミュニケーションのサイトや、メンタリストDaigoさんが監修した「超性格分析」というアプリで診断できます。
どれも無料で診断する事ができますので、お好きなツールをお使いください。
強み診断「ストレングス・ファインダー」
※動画の言語は英語です。予めご了承ください。
ストレングスファインダーとは、アメリカの有名な調査会社であるギャラップ社が、数万人を調査して開発した、強み診断テストです。
ストレングスファインダーの新品書籍を購入して、裏表紙にあるコードをギャラップ社のサイトへ入力すると診断テストを受けられます。
そのため、中古本ではなく、新品を購入する必要があります。
また、公式サイトから電子書籍も直接購入できますが、Amazon.co.jpなどから購入した方が安い傾向があります。
34に資質から、上位5つをランキング化してくれますが、さらに追加で5000円程度払うと、残りの資質もランキング化してくれます。
私の場合は、34の資質の中で、社交性が32位という事で、やはり内向的な性格と言えそうです。
出典:Gallup
すでに書いていますが、診断したい場合の注意点としては、中古本ではなく新品の本を購入してください。
その裏表紙のコードを公式サイトに入力すると、診断する事ができます。
書籍「内向型を強みにする」付属の診断テスト
こちらの書籍は、心理療法士のマーティ・O・レイニィさんが書いた、内向型の強みについて書かれた書籍です。
内向型と外向型の脳と自律神経系の働き方の違いや、恋人・夫婦での関わり方などが詳しく書かれています。
本書では、30の質問で内向型をチェックできる診断テストが付いています。
ちなみに私がやってみたところ、28項目当てはまってたので、内向的な人間と言えそうです。
まとめ
これまでに、HSP・HSS・HSC・内向型・外向型の信頼性の高い診断テスト/チェックリストを7つのみ厳選してご紹介しました。
これら診断テストでHSP・HSS・HSC・内向型・外向型と、それぞれの特徴を理解して、対処法を調べたり、考えたりしてみてください。
また、naicoではHSPや内向型の方向けに、お仕事の相談サービスもご提供しています。
もし、HSPや内向型に当てはまる方で仕事のお悩みがある方は、以下のページからご確認ください。